Ubuntu 11.10:Sambaの古い共有情報を削除する方法。

デスクトップからの操作で、ホームフォルダ内に「aaa」というフォルダを作ったとします。
プロパティの共有タブより「このフォルダを共有する」にチェックを入れて、共有したとします。
この「aaa」フォルダを削除しても、実は、共有情報は残ったままです。


もう一度、ホームフォルダ上に「aaa」というフォルダを作ると、共有していたWindowsパソコン上に再度、共有フォルダとして表示されます。
プロパティで「aaa」フォルダの共有情報を確認しても「このフォルダを共有する」にはチェックが入っていない状態にも関わらずです。


共有する際に「共有名」を別の名前で設定した際も同じ現象が起こります。


これらの共有情報は「/var/lib/samba/usershares/」フォルダ内に格納されています。
「共有の必要がなくなったもの」や「削除したフォルダの共有情報」は削除しておきましょう。



■いらなくなった共有情報の削除方法


端末より以下のコマンドを実行します。


$ cd /var/lib/samba/usershares/
$ ls
aaa  share  temp


Sambaの共有情報が表示されます。


この中から、いらないものを削除しましょう。
端末より以下のコマンドを実行します。
(今回は「aaa」を削除することとします。)


$ sudo rm aaa
[sudo] password for xxx:現ユーザーのパスワードを入力します。



以下のコマンドでSambaを再起動します。


$ sudo service smbd restart


これで「aaa」フォルダの共有情報は削除され、共有していたWindows上にもフォルダが表示されなくなります。


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